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学研 タイ語・インドネシア語三昧DS メーカー 学研教育出版 対応機種 DS 発売日 2010年10月14日 ジャンル 学習 初級から中級の方向けのタイ語とインドネシア語の学習ソフト
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この地域のテレビ http //delicast.com/tv/Indonesia この地域のラジオ http //tunein.com/radio/Indonesia-r100356/ この地域をWikipediaで調べる インドネシアの気温と降水量 http //www.ryoko.info/Temperature/indonesia/indonesia.htm 物価 http //asia-price.com/indonesia/ 関連ページ一覧 ●【この地域】の関連ページ一覧はここをクリック! ページ数:2 マフムード氏 2013-12 語学>動画 もくじ 関連レスインドネシア人の嫁の方が、遥かに有能で中身もあるし。 だいたい、今の日本女は、いろいろ求めすぎやねん。自分はめちゃくちゃ無能なくせに。 【言語】インドネシア語は、日本人にとって簡単? 女性 その他・リンク 移住 宗教など動画 コーラン 地図日本との位置関係 全域 ジャカルタ バリ島 位置 バリ島 アップ 関連レス インドネシア人の嫁の方が、遥かに有能で中身もあるし。 だいたい、今の日本女は、いろいろ求めすぎやねん。自分はめちゃくちゃ無能なくせに。 【社会】 "1人のいい男に、複数の女性が群がる" 婚活女性、「相手選んでない」と言いつつ自分より上のランクの男性ばかり狙う傾向★6 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1310695111/884 884 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2011/07/16(土) 03 35 35.07 ID kWE0V3ZX0 大体JAPメスが色々求めすぎやねん。 滅茶苦茶無能な癖に。 これからは1.5人分稼げるだけで Bランクの時代やで。 インドネシア人の嫁の方が遥かに有能で中身もあるし そっちにしとき。JAPビッチはアカンでマジで 【言語】インドネシア語は、日本人にとって簡単? マレー語とインドネシア語の違い - 外国語 - 教えて!goo http //oshiete.goo.ne.jp/qa/2404893.html インドネシア語の会話は日本人にとって世界一簡単ですから、すぐに覚えることができます。日本人なら現地1カ月で、だいたい話ができます。米国、ヨーロッパ人は1年ぐらいです。インドネシア語を覚えてから、マレー語を覚える方がよいと思います。 日本人にとって比較的習得が簡単な語学を教えてください。 - Yahoo!知恵袋 http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211185642 英語とインドネシア語どっちを勉強するのが難しいですか? - Yahoo!知恵袋 http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1424997099 インドネシア語はなぜ日本人にとって簡単で英語話者にとってむずかしいのか? - Yahoo!知恵袋 http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1471018969 日本人にとって中国語とインドネシア語とでは習特するのはどちらが難しいでしょう... - Yahoo!知恵袋 http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1415391069 インドネシア語と韓国語では日本人が習得する場合はどちらが早いですか? - Yahoo!知恵袋 http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1318273808 日本人にとって一番習得しやすい外国語ってなんですか? あと、韓国語やインドネシ... - Yahoo!知恵袋 http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1463421164 おまけ 僕ら日本人が見習うべき、同僚インドネシア人の英語への3つの向き合い方 http //ryokanno.com/?p=2086 女性 インドネシア女性の浅黒い肌の美くしさの魅力。。。。。。。。。 http //jakarta-promo.at.webry.info/201008/article_7.html 画像検索「インドネシア 女」 https //www.google.co.jp/search?hl=ja safe=off q=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%80%80%E5%A5%B3 ion=1 bav=on.2,or.r_gc.r_pw.r_cp.r_qf. biw=1024 bih=621 um=1 ie=UTF-8 tbm=isch source=og sa=N tab=wi ei=ZXojULiHIs2TiQfM24FI いい男が少ない? インドネシア女性の憂鬱 http //infoindonesia.blog17.fc2.com/blog-entry-396.html インドネシア女性との国際結婚について http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1340387553 その他・リンク インドネシア男性の一般的な性格、気質、女性に対する情熱などなど、インドネシアに詳しい方いらっしゃいましたらお教えください。 http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1332878903 「日本人はみんな悪者じゃ」。インドネシアではそう思ってる人が多いのですか? ... - Yahoo!知恵袋 http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1281464727?fr=rcmd_chie_detail インドネシアの人が、日本人を 尊敬していると聞いたんですが ほんとうですか? ... - Yahoo!知恵袋 http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1375032838?fr=rcmd_chie_detail 何で、インドやインドネシアは親日なんですか? - Yahoo!知恵袋 http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1148110006?fr=rcmd_chie_detail 移住 海外移住(インドネシア・ジャカルタ)する前にすべき事のアドバイスがあれば教えて... - Yahoo!知恵袋 http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1449738139 インドネシア 移住情報・(体験談・ビザ・就職) http //www.ayay10.com/taikendan-indonesia.html インドネシア移住情報・査証編 http //www.interq.or.jp/tokyo/ystation/indonesia.html インドネシア移住情報・不動産事情編 http //www.interq.or.jp/tokyo/ystation/indonesia3.html 宗教など 動画 コーラン 朗読1分 quran1 クルアーン第一章「開扉」 http //www.youtube.com/watch?v=PvuXnahK5Es quran2クルアーン第二章「牝牛」1/19 http //www.youtube.com/watch?v=L3E2AA1cNQs 地図 日本との位置関係 大きな地図で見る 全域 大きな地図で見る ジャカルタ 大きな地図で見る バリ島 位置 大きな地図で見る バリ島 アップ 大きな地図で見る
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Indonesia 自作 世界最大種のトカゲであるコモドオオトカゲの野生種が生息している コモド島といえば何という国に属する島でしょう? (2011年1月6日 瓦礫 ) タグ:地理 Quizwiki 索引 あ~こ Tokyo-Hot コピ・ルアク テンペ ノニ バクソ ボルネオ島 尼
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総括所見:インドネシア(第1回・1994年) 予備的所見(1993年)/第2回(2004年)/第3回・第4回(2014年) CRC総括所見日本語訳(国別)/CRC総括所見日本語訳(会期順) CRC/C/15/Add.25(1994年10月24日) 原文:英語(平野裕二仮訳) 原文は国連人権高等弁務官事務所のサイト(国別情報のページまたはCRC会期一覧ページ)を参照。 1.委員会は、1993年9月22日および23日に開かれた第79回~第81回会合(CRC/C/SR.79-81)においてインドネシアの第1回報告書(CRC/C/3/Add.10)の検討を開始した。同会期中には多数の質問を全面的に明確にする充分な時間がなかったことを踏まえ、委員会は同報告書の検討を終了しないことに決定した。締約国は、第7会期における委員会の検討に供するため、委員会の予備的所見に掲げられた懸念(CRC/C/15/Add.7、パラ7~18)への回答として1993年12月31日までに追加的情報を提供するよう要請された。委員会は、1994年9月28日および29日に開かれた第161回および第162回会合(CRC/C/SR.161 and 162)においてインドネシア政府から提供された追加的情報(CRC/C/3/Add.26)を検討した後インドネシアの第1回報告書の検討を終了し、以下の総括所見を採択した(注)。 (注)1994年10月14日に開かれた第183回会合において。 A.序 2.委員会は、第1回報告書への追加的情報を提供し、かつ同報告書の検討を第7会期に再開するという委員会の要請にしたがった点について、インドネシア政府の協力に評価の意を表する。しかしながら、委員会は、締約国における条約の実施に関して以前に提起した懸念のいくつかは、いまなお効果的に対応されないままであると考えるものである。 B.積極的な側面 3.委員会は、子どもの権利の実施を向上させるためにとるべき措置についての委員会の助言および援助を締約国が重視していることに満足感とともに留意し、かつ、子どもの状況を増進させることを目的とした政策およびプログラムを見直しかつ発展させるため、締約国が委員会、他の国際連合機関および非政府組織との協力に決意を示していることを歓迎する。 4.委員会は、条約にもとづく義務に照らして国内法を見直すことについて締約国が前向きな姿勢を表明したことに留意する。委員会は、とくに、ウィーン宣言および行動計画に一致する形で、かつ1993年国家政策基本指針および国内人権プログラムにしたがって、子どもの権利が国家開発プログラムに統合されたことを歓迎するものである。子どもの権利に関するさらなる意識および子どもの福祉を草の根レベルで促進する目的で「村プログラム」を導入する決定がなされたこと、および人権分野でセミナーおよびワークショップが開催されていることは、その他の積極的な進展である。 5.委員会は、条約第1条、第14条、第16条および第29条に関して批准時になされた留保(締約国の代表団は宣言と見なしている)を撤回するという締約国の決定を歓迎する。委員会はまた、条約のすべての規定が締約国において適用可能と見なされる旨をまもなく事務総長に通告するという、締約国の発言にも留意するものである。 C.条約の実施を阻害する要因および困難 6.委員会は、締約国における条約の迅速な実施を阻害する困難、とりわけ、360の民族集団が存在すること、人口がインドネシア群島全域に散らばっていること、締約国一般およびとくにインドネシア住民の一部の層がいまなお経済的問題に直面していることに、留意する。 D.主要な懸念事項 7.批准時に行なわれた留保、とくに条約第17条、第21条および第22条に関する留保の地位が、現時点では全面的に明確ではない。しかしながら、委員会は、締約国が、近い将来これらの規定に関わる留保の撤回を構想することに前向きな姿勢を見せていることを、心強く思う。 8.委員会は、国内法を条約の規定と一致させ、インドネシアの管轄下にあるすべての子どもが条約で保障されている権利によって充分に保護されることを確保し、かつ、具体的に目標を定めた戦略および達成された進展の監視の基盤を提供するため、国内法の包括的見直しが必要であると考える。 9.委員会は、子どもが婚姻できる年齢に関わる国内法が、条約第2条に反映された差別の禁止規定と両立しないことを懸念する。 10.委員会は、子どもも含む一般公衆および子どもに直接接して働いている職員のあいだで条約の規定および原則に関する意識水準が低いように思えることに懸念を表明する。 11.委員会は、条約の一般原則、とくに第2条、第3条および第12条の実施に対していまなお適切な注意が向けられていないことを懸念する。委員会は、これらの原則の実施は予算の制約に依存するものではないということをあらためて指摘するものである。 12.委員会は、経済的、社会的および文化的権利は利用可能な資源を最大限に用いて実施されるべきであると強調した条約第4条の規定に反して、社会部門、とくにプライマリーヘルスケアおよび基礎教育に対してわずかな割合の予算しか振り向けられていないことを、依然として懸念する。委員会はさらに、締約国において社会部門に配分されている資源の現行水準を国際機関が問題にしてきたことに留意するものである。 13.委員会は、条約第14条および第15条の実施に関して懸念を表明する。委員会は、公式な認定を一部の宗教に限定することは差別の慣行を生ぜしめる可能性があることをあらためて指摘するものである。委員会はまた、宗教、表現および集会の自由の行使の「合法的目的」による制限を公的機関が幅広く解釈しているように思え、それによりこのような権利の全面的享受が阻害される可能性があることも懸念する。 14.委員会は、少年司法制度が第37条、第39条および第40条を含む条約の規定およびこの分野における他の関連の国際連合基準、とくに「北京規則」、リャド・ガイドラインおよび自由を奪われた少年の保護のための国際連合規則の規定と両立していないことを、とくに憂慮するものである。 15.締約国は、ディリにおいて平和的にデモ行進していた子どもに対して治安部隊が過度の暴力を振るった1991年11月の事件と同様の侵害は二度と起こらないことを保証した。しかしながら、委員会は、集会の自由への権利の侵害が一貫して行なわれていること、および、とくに逮捕および身柄拘束の状況下における警察、治安部隊または軍隊要員による子どもの不当な取扱いの苦情申立てが多数行なわれていることに、依然として深刻な不安を覚えるものである。委員会はまた、そのような侵害で有罪とされた者を処罰し、かつそのような行為の被害者のリハビリテーションおよび補償を行なうために、公的機関が効果的な措置をとっていないことにも不安を覚えるものである。 16.委員会は、生き残るために路上で暮らしかつ/または働くことを余儀なくされた子どもが多数にのぼることを憂慮するものである。 17.委員会は、児童労働に関する国内法にいまなお深刻な乖離または欠落が存在することを遺憾に感ずる。とくに、委員会は、法第1/1951号が全面的に制定されまたは実施されたことがないこと、および働く子どものために必要な保護を1987年行政規則が提供していないことに留意するものである。委員会はまた、法律で規定された罰則が寛大であること、および人材省の査察官による監督が行なわれていないことも懸念する。 E.提案および勧告 18.委員会は、インドネシア政府に対し、子ども関連の法律と条約の規定との一致を確保するためにその見直しを完了させるよう奨励し、かつ、これとの関連で、国際連合人権センターの助言サービスおよび技術援助のプログラムによって発展させられてきた活動にあらためて注意を促す。子どもの最善の利益および子どもに関わる差別の禁止の原則は国内法に編入されるべきであり、かつ裁判所での援用も可能であるべきである。 19.政府は、条約に掲げられた規定の尊重および効果的な実施を確保し、かつそれによって児童労働に関するものも含む国内法に条約の規定が反映されることを確保するために、あらゆる必要な措置をとるべきである。あらゆる子ども関連の法律または規則の実施を国および地方のレベルで監視するため、関連の機構が設置されるべきである。条約の実施およびその監視に携わる非政府組織との協力が強化されるべきである。 20.委員会は、締約国が少年司法制度の包括的改革を行なうこと、および、その見直しにあたっては条約、および「北京規則」、リャド・ガイドラインおよび自由を奪われた少年の保護のための国際連合規則のようなこの分野における他の国際基準を指針と見なすことを、勧告する。条約第39条にしたがい、社会復帰および社会的再統合のための措置にも注意が向けられるべきである。 21.公的機関は、子ども、とくに貧困下で暮らしている子ども、路上で暮らしかつ/または働いている子ども、ならびにマイノリティ・グループに属している子どもおよび他の傷つきやすい立場に置かれている子どもに対して充分な資源が配分されることを確保するため、利用可能な資源を最大限に用いてあらゆる適切な措置をとるべきである。 22.委員会は、もっとも傷つきやすい立場に置かれたグループに属している子ども、とくに貧困下で暮らしている子ども、路上で暮らしかつ/または働いている子ども、へき地で暮らしている子どもおよびマイノリティに属する子どもに対する差別と闘うため、ジェンダーにもとづくもののような差別的態度および偏見を解消するための措置も含む緊急の措置をとるよう勧告する。 23.委員会は、働く子どもおよび青少年の保護に関わって充分な基準を採択しかつ規制を実施するために現在進められている努力を奨励する。条約の実施を評価し、かつ法律と運用との乖離を狭める目的で、働く子どもの状況を監視するために設置された機構が強化されるべきである。委員会は、とくにILOの技術的助言がこれらの問題に関して適切ではないかと考える。 24.委員会は、締約国が未成年者の失踪、拷問、不当な取扱いおよび違法なまたは恣意的な拘禁を防止するためにあらゆる必要な措置をとり、そのような行為の容疑者を起訴するためにそのようなあらゆる事件を制度的に捜査し、かつ、有罪とされた者を処罰しかつ被害者に補償を行なうよう促す。 25.委員会は、一般公衆、ならびにとくに教員、ソーシャルワーカー、法執行官、矯正施設職員、裁判官および条約の実施に関わる他の職業従事者のあいだで条約の規定を広く広報するよう勧告する。 26.委員会は、第1回報告書および追加的情報を、関連の議事要録ならびに委員会が採択した予備的所見および総括所見とともに、非政府組織を含む公衆一般が広く入手できるようにするよう勧告する。 27.最後に、委員会は、条約第44条4項に照らし、前掲パラ18~20で構想された法改正およびその実施に関わる進展についての追加的情報を2年以内に委員会に提出するよう勧告する。 更新履歴:ページ作成(2011年9月28日)。
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総括所見:インドネシア(予備的所見・1993年) 第1回(1994年)/第2回(2004年)/第3回・第4回(2014年) CRC総括所見日本語訳(国別)/CRC総括所見日本語訳(会期順) CRC/C/15/Add.7(1993年10月18日) 原文:英語(平野裕二仮訳) 原文は国連人権高等弁務官事務所のサイト(国別情報のページまたはCRC会期一覧ページ)を参照。 1.委員会は、1993年9月22日および23日に開かれた第79回、第80回および第81回会合(CRC/C/SR.79-81)において、インドネシアの第1回報告書(CRC/C/3/Add.10)の検討を開始した。今会期中、条約の実施に関して文書および口頭により出された多くの質問に対する十分な説明を得る十分な時間がなかったことにかんがみ、委員会は、同報告書の検討を今後の会期において継続することを決定し、以下の予備的所見を採択した(注)。 1993年10月8日に開かれた第103回会合において。 A.序 2.委員会は、インドネシアが条約を早期に批准し、かつ条約第44条にもとづきその第1回報告書を時宜を得た形で提出したことに反映されているように、締約国が子どもの権利の促進および保護に決意を示していることを歓迎する。しかしながら、委員会は、第1回報告書およびその検討の結果として行なわれた対話から得られた情報にもとづき、現行法は条約の実施を確保するのに十分ではないと感ずるものである。 B.積極的な側面 3.委員会は、インドネシアが子どもの権利の実施を向上させるための措置に関する委員会の助言および援助を重視していることに満足感とともに留意し、かつ、子どもの状況を増進させるための政策およびプログラムを見直しかつ発展させる目的で、締約国が委員会および他の国際連合機関との協力に決意を有していることを歓迎する。 4.委員会は、締約国が、条約にもとづく義務および1992年8月の「北京コンセンサス」に反映された義務に照らして国内法を見直すことに前向きな姿勢を表明したことに留意する。委員会はまた、締約国が、条約に付した留保の撤回を検討する方向でその見直しを行なう決意を示したことも歓迎するものである。 5.委員会はまた、とくに開発戦略の文脈において子どもの問題により高い優先順位を与えるためにとられた措置にも留意する。 C.条約の実施を阻害する要因および困難 6.委員会は、締約国における条約の迅速な実施を阻害する困難、とりわけ、360の民族グループの存在、住民がインドネシア列島全域に散在していること、および、締約国一般およびとくにインドネシア住民の一部の層がいまなお直面している経済的問題に、留意する。 D.主要な懸念事項 7.委員会は、締約国が条約に付した留保の範囲を深く懸念する。委員会は、これらの留保の広範かつ不明確な性格は、条約の趣旨および目的との両立性に関して深刻な懸念を生じさせると感ずるものである。 8.条約に掲げられた子どもの権利は憲法と矛盾するものではないという代表団の発言には留意しながらも、委員会は、国内法において、外国人も含むすべての子どもが条約で保障された権利による保護を受けることが確保されていないように思えることを懸念する。 9.委員会はまた、条約第14条に掲げられた権利が、効力停止は不可能であるにも関わらず全面的に保護されていないことも懸念する。 10.子どもが婚姻できる年齢に関する国内法が条約第2条に反映された差別の禁止規定と両立しない可能性があることも、委員会の懸念するところである。 11.委員会は、条約の原則および規定を子どもに広く知らせるための努力が不十分であることに、懸念を表明する。 12.委員会はまた、子どもの権利の促進および保護への非政府組織、とくに人権団体の参加が行なわれていないこと、および、直接子どもとともに働いている職員に対して子どもの権利に関する訓練を提供するための努力が行なわれていないことも懸念する。 13.委員会は、条約の一般原則、とくに第2条、第3条および第12条の実施に対して向けられている注意が不十分であることを懸念する。委員会は、これらの原則の実施は財源に左右されるものではないことを強調したい。 14.委員会は、社会部門、とくにプライマリーヘルスケアおよび初等教育に対して割り当てられる予算の比率が少ないことを懸念する。これとの関連で、委員会は、経済的、社会的および文化的権利は入手可能な資源を最大限に用いることにより実施されるべきであると強調した条約第4条の規定を尊重する必要があることに、締約国の注意を促すものである。委員会は、そのような行動は締約国がいかなる経済モデルをとっていようとも必要であることを強調する。 15.委員会は、宗教の自由に関連する条約第14条の実施に関して懸念を表明する。委員会は、公的認可を一部の宗教に限定することは差別的慣行を生じさせる可能性があるということを強調することが重要であると考えるものである。 16.委員会は、特別な保護措置に関して要請されている情報が文書によって提供されなかったことを遺憾に思い、かつ、少年司法の運営の制度が条約第37条、第39条および第40条ならびに少年司法に関する他の国際連合基準と両立していないことに懸念を表明する。 17.委員会は、ディリのサンタクルスでデモをしていた子どもに治安部隊が過度の実力を行使したことに関する委員会の1991年11月の緊急通報に対し、インドネシア政府から回答がないことに懸念を表明する。これとの関連で、委員会は、このような侵害が二度と起こらないようにするため、条約第37条および第40条にしたがって設けられた保障に関して委員会が情報を要請していることに、インドネシア政府の注意を促すものである。委員会はまた、条約第39条にしたがって、深刻な人権侵害の被害者のリハビリテーションのために策定された戦略および提供されている便益に関する情報も要請する。 18.委員会はまた、児童労働の状況、および生き残るために路上で働きまたは生活することを余儀なくされている(しばしば「ストリートチルドレン」として知られている)子どもの状況に関する情報が提供されていないことも懸念する。 E.さらなる行動 19.委員会は、インドネシア政府に対し、条約の規定との一致を確保するために子ども関連の法律の見直しを行なうよう奨励し、かつ、これとの関連で、国際連合人権センターの助言サービスおよび技術的援助プログラムによって展開されてきた活動に注意を促す。前者との関連で、委員会は、代表団が、委員会の委員が締約国を訪問するよう招待したことを歓迎するものである。委員会は、この文書の7~18項に掲げられている、代表団との対話の過程で提起された懸念に関する書面による情報を要請する。委員会はまた、委員会がインドネシアの第1回報告書に関する総括所見を1994年9月/10月までに作成することができるよう、この書面による情報が1993年12月31日までに事務局に送付されるようにも要請するものである。 更新履歴:ページ作成(2011年9月28日)。
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潜入地点 Kunden Bulu, Indonesia ヘロイン精製工場 インドネシア共和国クンダン市 2006年4月12日 15時12分 サドノの通信を追跡 傍受せよ 「パンドラ・トゥモロー」とは、アメリカによる攻撃に対してサドノがかけている保険であった。サドノが毎日、専用回線を用いてアメリカ国内に点在する秘密の場所に電話をかけ、この暗号を伝えることによって、天然痘ウィルスの放出が一日だけ先送りにされる仕組みだ。サドノが殺されたり拘束されたりすれば、24時間以内にウィルスがアメリカにばらまかれることになる。 サドノの「パンドラ・トゥモロー」コールを傍受し、ウィルスの所在地を突き止めよ。 ミッション目的 ウィルスの所在を特定するため、サドノの秘匿通信をその場で直接盗聴し通信先を特定する シェトランドと会話後、ラペリングで降下する キャンプに潜入する サドノの飛行機に爆弾を仕掛ける キャンプの監視塔からジップラインで次のエリアへ サドノを追跡し、スティッキーカメラで会話を盗聴する ヘロイン精製工場でパイロットと落ち合う 訓練施設を抜け、サドノのパンドラ・トゥモローコールを確認する 裏口から脱出する 攻略詳細 ミッション目標 キャンプ1 キャンプ内には所々に巡回がいる。影になっている場所を縫い、必要であればランプを銃撃して暗闇を作り出そう。ビンがよく落ちているので有効に活用。 途中トラック近くの小屋にリングエアホイール弾が落ちている。 草原 一見何も無いがブービートラップが仕掛けられている。サーマルビジョンで識別可能。線を横切らないようにトラップに接近しインタラクトで解除する。 巡回が一人。 建物直前でチェックポイント。 サドノの飛行機 飛行機に爆弾を仕掛ける。 敵は内部に二人の他、外から一人巡回が入ってくる。 入って右手の机の上にスティッキーショックが置いてある。 小屋のスイッチを捜査するとゲートを上げることが出来る。 ここでチェックポイント。 ステルスルート 入って右手の梯子を上りスイッチを消すと明かりが消える。パイプがあるのでジャンプして掴まると格納庫出口まで移動でき、全く気づかれずに飛行機に爆弾をセットし離脱できる。 ゲート前 巡回が一人と門番が一人。暗いのでかなり自由に動ける。 ゲートを抜けてチェックポイント。 ステルスルート 口笛などで敵の気を引くとスルー可能。かなり難しい。 キャンプ2 犬は接近するとにおいでバレるので距離をとること。キャンプ裏手の草原にブービートラップ。 中央にある監視塔のジップラインから次のエリアへ移動する。 キャンプ内は地上に巡回が二人、犬が一匹、塔に一人。 ステルスルート 初めの犬は板の陰に隠れてやり過ごす。直進してトラップ地帯を抜けたら左折し、テントの影を縫って移動すると監視塔の足下まで移動できる。 視線に気をつければそのまま登ることが出来る。頂上には一人敵がいるので注意。 2006年4月12日 16時23分 キャンプ本陣 敵が4人。床下に潜れる。スタート地点左手奥の床下が進行方向。視線に気をつければ敵はスルーできる。 奥に進むとサドノがいるので気づかれないように追跡する。 途中建物内にはメディカルキットがある。敵が一人いるので注意。 ここでチェックポイント。 開けたエリアには敵が二人と犬が一匹。 ステルスルート 入って正面にパイプがあり、二階から移動できる。途中の明るい場所は電気を消した方が無難。近くにスティッキーカメラが置いてある。 盗聴 サドノが会話を始めるのでスティッキーカメラで盗聴する。なるべく早めに打ち込んでおかないと失敗してしまう。近くの壁や足下に打ち込むと確実。 盗聴したら、サドノが入っていった建物内の梯子から地下へ移動する。 2006年4月12日 17時35分 ヘロイン精製工場 最初のエリアに巡回が二人。次のエリアに三人。部屋の隅にいるパイロットに話しかける。明るいので明かりを消すか片付けた方が無難。 精製室のドアコードは0623。 ここでチェックポイント。 ステルスルート 開始後柵の切れ目からしたにおり、スワットターンで移動するとスルーできる。 訓練施設 地上部に敵多数。まともに相手をすると弾が足りないが、パイプから迂回できる。 ここでチェックポイント。 ステルスルート 会話が終わったらパイプに登ると屋根のハッチからこっそり侵入できる。パイプは所々明るく、上を見る敵もいるので注意。奥の格闘場は後ろをこっそり移動すると気づかれない。 本部前 少し待つと影がのびて暗くなる。巡回が二人とタレットが一台。 小屋の内部にメディカルキット。 次に巡回が二人とサーチライト。扉のコードは1492。 ステルスルート 左側を移動し、柵沿いに移動するとタレットを回避できる。 建物には物資にまぎれて巡回のルートを見極めれば正面からそのまま入れる。 サドノ サドノの通信が終わったらコンピュータにアクセスする。が、一度戻ってくるので注意。また、扉の上にカメラが一台ある。 机の上にSC-20K弾丸。 情報を取得したら建物裏口から脱出する。敵に囲まれるがシェトランドの援護があるので敵がそちらに気を取られてから反撃。ガスグレネードなどが手堅い。 ステルスルート カメラは視界に注意すればスルー可能。 +作戦完了 ヘロイン精製工場 インドネシア共和国クンダン市 2006年4月12日 18時15分 グリムスドッティアはサドノの「パンドラ・トゥモロー」コールをいくつか中継地点までたどったが、インドネシア東海岸沖に浮かぶとある島の造船所でシグナルを見失った。 会話聞き耳ポイント トラックの近く 飛行機格納庫 ゲート前 サドノ 精製工場 名前 コメント
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アンクルン演奏 アンクルン札幌 インドネシア人留学生と日本人から成るグループ。インドネシア西ジャワの伝統楽器である竹の筒からできているアンクルンで、インドネシアの歌だけでなく、洋楽や邦楽も演奏する。これまでにも札幌で開催される数々の文化イベントで演奏を披露。
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目的と背景 渡航メンバー 活動日程活動場所 授業について地震・津波のメカニズム 地震・津波への対処法(レスポンス) 稲むらの火の紙芝居 パンフレット、アンケート 授業風景第1回 ジョグジャカルタ・プカランガン 第2回 ジョグジャカルタ・イモギリ集落 第3回 バンダアチェ・MIN Mesjid Raya(Islamic elementary school) 第4回 バンダアチェ・SDN29(国立第29小学校) 第5回 バンダアチェ・SDN 2 Peukan Bada(国立第2小学校) 第6回 バンダアチェ・SMP Peukan Bada(中学校) 良かった点、成果、子供たちの反響など 反省点、次回以降の活動へ向けて 感想 目的と背景 2004年12月26日に発生したM9.0のスマトラ沖地震は、広範囲に甚大な被害をもたらした。特に、インド洋沿岸地域における津波による被害が顕著であり、災害に対する知識の欠如が人的被害を増長させた大きな要因になったと考えられる。われわれKIDS(京大防災教育の会)はこの地震をきっかけに2005年6月に結成され、同年9月にインドネシアのバンダアチェ、メダンで防災教育を行う機会を得た。その際、これまでほとんど防災教育が行われていなかったという状況に触れ、今後も継続的な防災教育を行っていく必要性を強く感じた。 また、昨年5月のジャワ島中部地震により、ジョグジャカルタで大きな被害が出たのを受け、昨年9月の防災教育活動では、東南アジア研究所の浜元聡子氏をはじめとする多くの方々の現地でのコーディネートなどのご協力をいただき、バンダアチェに加えてジョグジャカルタでも活動を行う機会を得た。昨年に引き続き、本年度もジョグジャカルタ、バンダアチェにて一連の防災教育活動を行ったので、本書にて報告する。 渡航メンバー 氏名 所属 清野 純史 京都大学大学院工学研究科准教授 堤内 隆広 京都大学大学院工学研究科修士1回生 為季 あずさ 京都大学法学部3回生 Rishe Dwiyani(Iche) 京都大学大学院工学研究科修士1回生 Rizqi Fitrasha(Fitra) 活動日程 現地時間 活動内容 8/31(金) 11 00-16 55 関空-デンパサール 19 00-19 40 デンパサール-ジャカルタ 9/1(土) 08 20-09 20 ジャカルタ-ジョグジャカルタ 16 00-18 00 防災教育活動-1-1(授業) 9/2(日) 10 00-12 00 防災教育活動-1-2(フィードバック) 15 00-17 00 防災教育活動-2 9/3(月) 06 00-07 00 ジョグジャカルタ-ジャカルタ 09 10-12 55 ジャカルタ-バンダアチェ 15 00-18 00 現地視察 9/4(火) 09 00-11 00 防災教育活動-3 11 30-13 30 防災教育活動-4 15 30-18 00 現地視察 9/5(水) 09 30-11 30 防災教育活動-5 15 00-17 00 防災教育活動-6 9/6(木) 13 30-17 10 バンダアチェ-ジャカルタ 20 00-23 10 ジャカルタ-デンパサール 9/7(金) 00 15-08 00 デンパサール-関空 活動場所 1 ジョグジャカルタ バントゥル県ウィイレジョ村ゲシアン集落・プカランガン 大人100人・子供50人 2 バントゥル県イモギリ郡ウキルサリ村ギリロヨ集落の集会所 大人・子供合わせ100人 3 バンダアチェ MIN Mesjid Raya(バンダアチェ市) 100人 4 SDN29(バンダアチェ市) 130人 5 SDN 2 Peukan Bada(NAD州) 100人 6 SMP Peukan Bada(NAD州・ここのみ中学校) 60人 授業について 「地震・津波のメカニズム」、「地震・津波の対処法」、「稲村の火の紙芝居」の3本を柱として授業を行った。その内容について以下に説明する。なお今回の授業は、日本での防災教育で培った経験を元に、またインドネシアの電力供給の不安定さを考慮し、教材は全てKIDSオリジナルの手書きの模造紙を使用した。 地震・津波のメカニズム 子供たちに親近感を持ってもらうために、現地で大人気のアニメ「ドラえもん」のキャラクターをKIDSのメンバーが演じながら知識を伝える劇形式で授業を行った。途中にはクイズをいれ、さらに模型を用いてメカニズムを再現してそれを視覚的に捉えてもらうことで、知識の定着を狙った。 模型に関しては、昨年の活動でも用いたのだが、クラスの規模が大きいところで後ろのほうでは見えづらく、反応が今ひとつに感じられたという反省を踏まえ、より子供たちが近くで見ることが出来るようにプレートの模型と津波の模型をそれぞれ3個ずつ用意し、改良も行った。 プレートの模型は、プレート上にバネのついた人形と家を用意し、プレートが跳ね上がった際に地上のものが振動するという物理現象を再現した。 津波の模型は、パウダービーズを水の代わりに用いて、津波の動きを再現した。 劇の内容についても、以下に説明する。 最初に、全体像を把握してもらうために地球全体の構造を説明した。地球を卵と比較することで、出来るだけわかりやすく、簡潔に地球の構造について説明した。 そこから視点をプレート境界にズームさせて、プレート境界周辺を拡大し、プレート境界での地震のメカニズムを説明した。 最後に地震の発生から、津波の発生メカニズムを解説し、その後陸地に伝わる様子も説明した。 地震・津波への対処法(レスポンス) 後半の対処法部分では、地震・津波が起こったときの対処法に関する授業を行った。前半と同じくドラえもん・のび太が登場し、彼らが地震、津波、避難、そして余震を体験するという流れとした。 それぞれの場面で子供達にどう対処すべきかを質問し、自由に意見を出させることで自ら考える機会を与えた。最後に意見の出揃ったところでまとめを行い、子供達に具体的な対処法を示すことができるようにした。なお、まとめ役はKIDSのインドネシア人メンバーが担当し、言語面での問題が無いようにした。 最低限覚えておいて欲しいことは、何度も子供たちに声を出して復唱させることで知識の定着を図った。 (上の標語は、津波が発生したら高いところへ避難するという意味。) 稲むらの火の紙芝居 稲むらの火は、和歌山県広川村を舞台とした安政南海地震の実話に基づいた話である。前年の活動では、インドネシア語に翻訳されたアニメ版のビデオ上映を行ったが、今回は京都大学防災研究所の河田先生に提供していただいた英語版の「稲むらの火」の絵本をもとに、インドネシア語に翻訳して紙芝居を作成し、それを読み聞かせる形をとった。前回の活動の反省点の1つに、学校で継続的な防災教育を行ってもらうのに参考にしてもらうための教材を残してこれなかったということが上げられたため、今回はこの紙芝居を教材の一つとして各学校に残してきた。地震や津波に関する知識があることで救われる命があること、地震や津波の際には、家や財産よりも何よりも命を優先する必要があることを伝えるため、この紙芝居を行った。 パンフレット、アンケート 授業内容の終了後に、授業内容の理解度や災害観などについてのアンケートを実施し、来年以降さらなる授業内容の改善のためのヒントを得ることを試みた。さらに、授業内容を簡単にまとめたパンフレットの配布も行った。子供たちがいつでも授業内容を思い出せるように、そしてそれを家族や兄弟に伝えるのにも役立てばと考えた。 授業風景 第1回 ジョグジャカルタ・プカランガン 授業風景などの紹介 プカランガンの中のあずまやの表に掲げられた手作りの看板。このあずまやの中には子供たちの絵や絵本の並べられた本棚などがあった。ここが災害時の避難などの拠点となると同時に、日ごろから災害についての知識にふれることが出来る場所としても機能することが期待される。我々も授業で用いた紙芝居などをこちらに残してきた。 プカランガンでの授業は本年度の活動で初めての授業であった。子供から大人までたくさんの方々に参加していただいた。 基本的に小学生向けの内容であったが、アンケートの結果からは大人の方々にも楽しみながら学んでいただけたようである。 プカランガンでの活動は授業翌日の意見交換会と一連になっており、特に年配の女性からの授業に対する意見や、地震と津波、その防災についての質問を頂いた。防災教育の内容について、大人の方々には簡単すぎるのではとも思ったが、「基本的ではあるが大事な知識であると思う」というご意見を頂いた。また、ここで出た質問内容は、現地の方々が知りたい内容として次回以降の授業内容をさらに厳選していく上で大変重要なヒントとなると思われる。 授業の最後には皆で記念写真。このプカランガンが災害時の拠点として機能すると同時に、普段から人々が集まり、災害についても勉強できる場所として定着する、そしてその知識が人々の間で共有され語り継がれる拠点となる、この活動がそんなきっかけになればと願う。 授業についてのコメント 本年度初めての授業。昨年度の最初の授業ではかなり想定外のことがあった。今年はドラえもん役を引き受けてくださった浜元さんとは日本で全く台本合わせをしておらず、台本を渡して目を通しておいて頂いただけの状態で授業に臨んだが、今年は昨年と違い授業の中でメインで説明を行うキャラクター(ドラえもん、博士)がインドネシア語のエキスパートであったため、語りかけなどを効果的に使っていたのが印象的であった。また、昨年の活動で非常に効果的な印象を受けた復唱やクイズは、やはりここでも反応が良かった。さらに、この授業では小さな子供、大人の男性、大人の女性がそれぞれ固まる形で座っていたのだが、自然にいい反応が返ってくる小さな子供だけでなく、見てるだけになりがちの大人の男性にも、クイズの問題を声をそろえて読んでもらうなどの呼びかけをしており、今年大人の人も授業に引き込むような働きかけができた印象がある。 反省点としては、やや走りすぎた授業であったことが挙げられる。昨年の授業以降、さらに授業の流れをスムーズかつ簡潔にすべく台本の修正を行っており、授業を行っている側としてはそれほど長いという印象はなかったのであるが、終わってみると1時間半ほどになっており、最後の紙芝居では子供たちの集中力は切れ掛かっている印象であった。休憩を取るとそこからもう一度授業に戻るのが大変(小さい子供たちはあちこちに行ってしまう)なので難しいところではあるが、授業の3部構成の合間に立って背筋を伸ばしてもらうぐらいの休憩があってもよかったかもしれない。また、今回初めてのアンケートや授業プリントの配布、意見交換会があったが、事前にもう少しメンバー内で役割分担をはっきりさせておいたほうがより良かったように思う。一部にやや手持ち無沙汰になりがちなメンバーが見られた。活発な意見交換ができたのでこれ自体は成功であったが、こちらとしても事前から質問内容を固め、段取りを全員がもっとしっかり把握した状態で行うのが望ましいであろう。 第2回 ジョグジャカルタ・イモギリ集落 授業風景などの紹介 授業の開始前の村の人々の様子。授業へのコメントにもあるが、ここでの授業が年齢層が最も幅広く、小さな子供、若者、ご年配の方、さらには現地で活動されている日本人の方なども授業を見ていただいた。 今年からスタイルを変えた「稲むらの火」の紙芝居の様子。(昨年まではプロジェクターやスクリーンを使ってアニメDVDを上映していた。)ジョグジャではワヤン(影絵)が定着しており、次回はそれとの融合によって関心が引けるのではないかという意見が上がった。 授業についてのコメント 対象児童の年齢層が幅広く、10代半ばの児童も多く参加していたために、ゲシアンほどわかりやすい反応は得られなかった。年齢層によってアプローチの方法を変える必要があるかもしれない。観客側には日本人留学生が同席しており、要所要所で子供達に解説してくれている姿が見受けられた。場所のセッティングからはじまり、村の人々の紹介まで、この活動場所においては現地の日本人の手助けが必要不可欠だった。紙芝居のパートと神戸の被害前後の写真が、多くを引き付けたようだった。視覚的な提示物がやはり強いとの印象をうけた。劇は低学年の子供には受けがいいが、もう少し写真や他メディアソースからの情報なども盛りいれたほうが、年上の子供達の興味もひきつけられるように思う。全体的には残念ながら反応は薄かったように感じられたが、それでも最後まで集中して聞いてくれていたとは思うので、これが年配の子供達なりの授業の聞き方かもしれない。 反省としては、語学の完成度を上げるべきだというのが第一にあげられる。劇中のアドリブに対応できないことや、授業中の語りかけがあまりできないことでどうしても一方的になりがちなところなど、実際的な支障が多く生じたため、個人レベルでの改善が必要になるだろう。又、アンケートを配るタイミングも、もう少し計算した方が良いだろう。効率が悪くなりがちである。 第3回 バンダアチェ・MIN Mesjid Raya(Islamic elementary school) 授業風景などの紹介 授業前、授業の開始を待つ子供たち。教室がこのように2つの教室をつなげたような形をしていた。昨年度も1校このような形の教室での授業があり、珍しくはないようである。 昨年に引き続き、やはり小学生ぐらいの年代にはクイズの反応が非常によく、我先に答えようとする姿が見られた。また、今年は博士役をインドネシアからの留学生のメンバーが演じてくれたため、クイズの後の補足説明なども行ってくれた。 授業についてのコメント 子供たちの反応は良かった。ただ、教室が2つの部屋に分かれていたため、後ろのほうの部屋にいた子供たちは授業に集中し、前の模造紙などをしっかり見るのは大変だったかもしれない。ここでは、昨年の反省を基に数を増やした模型や紙芝居をフルに使い、子供たちになるべく近い場所で見せられるように心がけた。 各パートについては、メカニズム、対処法に関しては大変よく理解したようで、半数近くは地震災害について何らかの形で知識を得たことがあったようで、正しい対処法を知っている子供も見受けられた。クイズに関しては非常に反応がよく、積極的に答える姿が見られた。アンケートに関しても質問の意味をしっかり理解して答えてくれた。ただ、紙芝居に関しては、開始前に配ったお菓子やアンケートに気を取られてあまり紙芝居に集中できていない子供たちが見受けられた。せっかくのアンケートが裏目に出る形では非常にもったいない。アンケートを配るタイミングもしっかり授業の流れの中でしっかり位置づける必要があった。 第4回 バンダアチェ・SDN29(国立第29小学校) 授業風景などの紹介 授業開始前の先生による趣旨説明の様子。アチェで行った4校の中では一番子供の数が多く、少しでもたくさんの子供が座れるようにと机、椅子を全部寄せて、所狭しと座って見てくれたのが印象的であった。 授業を聞く子供たち。狭いスペースで座っている中でも真剣そのもの。最後までしっかり聞いてくれていたのがこちらとしてもしっかり伝わってきた授業であり、非常に嬉しかった。 授業についてのコメント 1つの教室にかなり多くの子供たちが集まったこともあり、途中で騒がしくなりすぎたりしないかという不安も多少あったが、反応は非常に良く、ほとんどの子供が興味しめし、最初から最後まで真剣に授業聞いてくれていた。 各パートについては、メカニズム、対処法、クイズについては第3回の授業と同様、理解度、反応ともに良く、積極的な態度で臨んでくれた。アンケートもしっかり答えてくれ、また、ここでは紙芝居が、他の学校に比べても関心を非常によく引いていた。 第5回 バンダアチェ・SDN 2 Peukan Bada(国立第2小学校) 授業風景などの紹介 津波の発生時の対応について説明を行っているシーン。授業も中盤から後半に差し掛かるところだが、低学年の子も含めて真剣に聞いてくれている様子が伝わってくる。 ここではメカニズムのパートでも話した津波の速さに再度触れ、津波が到達する地域では津波が到達してからの避難は難しいので、早め早めの避難行動が大事であることを強調した。 授業内容が一通り終わり、アンケートを実施している中での1コマ。やや低学年の子供にはアンケートの趣旨や質問が難しかったようで、ドラえもんが質問攻めに会う姿も見受けられたが、同時に、昨年以上に子供と近い距離での授業が実現したことを示す1コマでもある。 授業についてのコメント 子供たちの人数に対し教室が十分な広さがあるという意味では授業はしやすかった。全校生徒が1つのクラスに会し、授業に参加してくれたのが嬉しかった。子供たちの年齢の幅がちょっと広すぎたが、反応は非常によく、集中して聞いてくれていた。 各パートについては、メカニズムは、4年生以上に関しては、内容を理解するのに特に問題はなかったと思われるが、3年生以下の子供にとっては、大分難しかったかもしれない。対処法に関しては、地震災害について何らかの知識を得たことがある子供も多数おり、基本的な対応についてすでに知っている子供も見受けられた。クイズへの反応も積極的であった。アンケートは、やはり3年生以下の子供が質問を繰り返す姿が見られ、大分難しかったようである。それが紙芝居にも影響する形となってしまった。 第6回 バンダアチェ・SMP Peukan Bada(中学校) 授業風景などの紹介 この学校では、インドネシア語、英語以外に日本語も教えられており、対象人数もそれほど多くなかったことから、その場での発案で我々のメンバーの自己紹介だけでなく、子供たちにも日本語で自己紹介をしてもらい、授業前のアイスブレイキングを行った。 この学校は視聴覚教室があったため、DVDでアニメを見せることにした。津波の経験を思い起こさせる内容ではあるが、前向きに関心を示す子供が多く見受けられ、それはアンケート結果からも確認できた。 本年度最後の学校での最後の記念撮影。今年も終わってみるとあっという間で、1週間ほどの限られた期間で出来ることは限られているという印象。だからこそ、日本での準備期間でも「継続性」についてもっと考え、防災教育を作り上げていく必要性を改めて感じた。 授業についてのコメント すでに中学生になっている子供たちが大半であり、地震について勉強した経験のある子供もおり、授業を大変よく理解しているようで反応もよかった。ただ、一部ですでに知っている内容であるから、とあまり授業に集中できていない子供も見受けられた。 各パートについては、メカニズム及びレスポンスは、よく理解しているようであった。もう少し低い年齢層の子供を対象に想定して考えた内容であるため、クイズは簡単すぎたように思う。 稲むらの火のDVD上映は、皆食い入るようにして見ており、大変関心を引いていた。当時の記憶に駆られるようにみえる子供たちも多く見受けられたが、前向きに「関心を引かれた」というアンケートの回答が多かった。 良かった点、成果、子供たちの反響など 授業スタイルとインドネシア語での授業に関して 昨年同様、劇というスタイルはアイスブレイキングには最適であり、子供達の興味を引く意味でも非常に効果的だった。劇中はどうしても台本に沿った内容にはなってしまうが、何校かでは、自発的に質問をしてくれた児童もおり、彼らの中で問題意識を発芽させられた事を大変嬉しく感じた。また、完全に台本に頼りきりの授業だった去年に比べれば、インドネシアからの留学生が現地での活動に参加してくれた今回は、子供たちとより近い距離感での授業になっていたように思う。メインで説明を行うキャラ(ドラえもん、博士)をインドネシアからの留学生の2人に演じてもらったのだが、授業の流れが前回に比べて格段にスムーズになった点、強調したい重要なポイントがしっかり強調できた点、子供たちとの掛け合い、対話の中で授業内容を伝えるという日本での活動でも意識している目標に近づけた点など、改良された点は非常に多かったように思う。日本人メンバーも、個々で感じている語学力に関する課題はまだまだあるものの、昨年から上達しているという意見を頂けた。 昨年以降改善を試みた点、授業内容の新たな試みに関して 昨年度の活動以降に授業を改良した点、新たな試みをした点についてであるが、まず、プレートの模型や津波の模型が、セット数を増やしたことで大規模なクラスでの授業にも対応が出来、子供たちにもしっかり見せることが出来たと思う。また、新しく行った紙芝居も特にアチェの小学生には好評であった。 次に、地域性を反映した授業ということで、補足説明として、インドネシアでは特定の避難場所に逃げる習慣がないことから、具体的な避難場所としてプカランガンや学校やモスクを提示、強調した。また、インドネシアでは家屋の耐震性が低く、また、日本に比べ家具が少ないことから、家の中での災害対応のウェートを下げ、家屋から出て広い所へという避難行動についてのウェートを上げた。さらに、ジョグジャカルタではジャワ島中部地震の際に津波の発生が危惧されパニックになったことから、メカニズムで説明したのはプレート境界地震であり、直下型地震では津波が発生しないことを補足し、地域性の言及についても昨年より進展が見られた。 さらに、授業終了後のアンケートにより得られた情報も多かった。子供たちの理解度や災害観といった来年以降の授業内容を練っていく上で大いに参考になる情報に加え、例えばゲシアン村では、中間層の20代・30代が少ないこと、児童・年配者が圧倒的多数なことなども判明し(この意味でもアンケートは非常に大切だと感じた)、村全体で授業を見学してくれたために、こちらとしても各集団の役割的なものを見れて有意義だったと思う。また、ゲシアン村では、フィードバックも行い、村の大人の方々を中心にたくさんの質問や意見を頂く機会があった。引率を頂いた清野先生がその質問に対し解答を行うことで、より一歩進んだ知識の提供にも貢献できたと考える。最後に、防災教育の継続性を高めるためのアプローチとして、授業内容をまとめたパンフレットを配り、教材を少しでも残して来れた点は昨年からの改善点であると思う。もちろん、継続性を考える上ではさらにそれを高めるうえで考えねばならないことはたくさんあるが、今回残してきた教材やプリントが、防災についての知識の定着とさらなる広がりに少しでも貢献してくれることを願う。 多くの人々とのつながりについて 今年も現地での活動をサポートしてくださった多くの人々とこの活動を作り上げられたことが非常に嬉しかった。昨年から引き続き活動準備から現地のコーディネートまで大変お世話になっている東南研の皆様を初めとして、今年もまたアチェでの昨年とはまた違うあしなが育英会の現地で様々な活動を行っているメンバーとの繋がりが出来、活動をより多くの人々に知っていただくことが出来たのが非常によかった。 反省点、次回以降の活動へ向けて 本年度の活動で行った新たな試みについても、また昨年から引き続き行っている内容についても、反省点や次回以降さらに改善したい点が多数挙げられたので、以下に述べる。 語学力の更なる向上 昨年に比べれば大分インドネシア語が上達したという評価は頂いたが、日本人メンバーのスキルはごく基本的な自己紹介レベルであり、どうしても台本だよりになり、インドネシア人メンバーの柔軟なアドリブに対応できないことや、授業で双方向性が保ちにくいことなど、いくつかの問題も見られたため、個人個人でのさらなるレベルアップが必要であると思う。 更に地域地域に即した授業を 前回の反省を踏まえ、地域研究を行う方々の研究会に参加するなどして、授業を行う地域に関する知識を得る機会があり、昨年に比べればインドネシア向けの災害対応に関する言及はできたかと思う。だが、授業を行う地域ごとに特有な災害時の危険などもっと踏み込んで言及できるような柔軟性が求められており、今後さらに地域に密着した内容を反映できるようにしていきたい。 フィードバックの得方についての課題 今年から授業についてのアンケートを行い、これからの授業内容を考えていく上で有意義な情報を得られたが、その行い方はもっと考えていくべきであると思う。今回は配るタイミングを明確には決めないまま望んだが、レスポンスの説明が終わって紙芝居の準備中に配りはじめた学校では、紙芝居中もアンケートに気を取られていたという意見が出たので、授業の中でどのようにアンケートを組み込むかをもっと詰めて考える必要がある。また、1年生から3年生ぐらいまでの子供たちは何をどう答えていいか分からず質問を繰り返す姿も見られたので、質問内容も小さい子供は別にするぐらいの配慮が必要かもしれない。 幅広い年齢層に対応できる柔軟性 基本的に我々の授業は小学校の高学年ぐらいの年齢層向けの内容を、ということで考えている。だが、実際はインドネシアでの活動においては、もっと幅広い年齢層の方々が授業を見学に来る。小さい子供にはやや長くて難しい授業になり、中学生にはやや簡単すぎた印象がある。そのあたり、教材の多様性をもっと増やし、現地で内容を対象年齢に合わせて組み合わせるぐらいの柔軟性が理想である。今回アンケートを実施した中で、小学生には紙芝居が人気だったが、中学校ではDVD上映にしたのが功を奏した感じであった。我々としては手作りの教材に対するこだわりもあるが、中学生ぐらいの年齢層に対しては、もう少し他の他メディア(写真や統計的情報)からも情報や画像を取り入れても良い気はした。 現地の先生を初めとする大人の方々との連携 メンバーの多くから上がったのが、この意見であった。準備段階から早めに先生を初めとする現地の方々とコンタクトを取って情報交換を行うことにより、その地域地域で授業に参加する人々が知りたいと思っていることを知って授業に反映し、授業にを行う学校の周辺の状況や授業に参加する年齢層などについても事前に知ることが出来、よりその学校、その地域のニーズにあった授業内容を練っていけるのではないかと考える。さらに、準備段階から授業本番にまで、先生を初めとする現地の大人の方々を巻き込むことにより、継続的な防災教育の必要性とそのノウハウについても伝え、我々が現地での活動を行わない期間中も現地の人々が自ら定期的に防災教育活動を行う習慣につなげることができれば、我々だけで行うよりももっと多くの人々に知識を伝える機会ができるものと考える。 感想 堤内 今回インドネシアに渡航したメンバーの中では、私が唯一昨年の活動を現地で経験していた。昨年との比較でいえば、インドネシアからの留学生が渡航メンバーとして参加してくれ、授業を引っ張ってくれたおかげで、昨年より子供との距離がさらに縮まった印象がある。私自身も十分なコミュニケーションが取れるレベルにはまだまだ達していないが、今年はインドネシア語での自己紹介を行い、それによっても距離感を少し縮められたように思う。昨年に引き続き、活動を通して語学の重要さを実感したので、来年に向けてさらにインドネシア語を勉強したいというモチベーションを再度高める機会にもなった。 また、今回は授業をただ行うだけでなく、アンケートにより授業に参加した方々の声を聞き、また、現地に教材も残してきた。今回初めての試みであり、もちろんアンケートの行い方にもまだまだ課題はあり、教材の渡し方も十分教材にこめた思いが伝わるような渡し方であったかには不安が残るが、ひとまず昨年の一過性の授業からは一歩進展したと思う。あとは、それが実際に使われているか、期間をあけて再度調査してみるアプローチを行ってみたい。 そして、今回の活動を通して、非常に印象に残っている言葉がある。アチェで活動を行っているあしなが育英会のメンバーの1人の言葉であるが、「1年間でも短い」という言葉であった。1年のうちの約1週間という短い期間でできる活動は、非常に限られたものであるということを実感した。今年活動を行った6箇所は、いずれも去年活動した場所とは違う所であり、相手の学校からしてみれば1回限りとなっており、その後の継続的な防災教育に結びついているかは確認できていないのが現状である。そうした視点にたったときに、授業内容を考える上で、授業が終わった後も防災教育を続けていく必要性を皆が感じてもらえるような「インパクト」を与え、また授業中に現地の大人の人々をもっと巻き込んで防災教育のノウハウとその必要性を伝えることで、現地の人々の手で防災教育を続けていってもらえるような働きかけが必要なのではないかと感じた。昨年の活動後以上に大きなビジョンでの今後の目標がもてたという意味でも、今年の活動の意義は非常に大きかったと思う。 為季 今回の活動が、私にとっては最初のものとなった。現地視察を通して改めて、想像していた以上の被害だったことを肌で感じた。全体的な作りはもろいのに屋根が重いなどの住居の作り自体を変えなければ、また同じ被害を受けてしまうように感じたが、政府から資金は出ても知識的な枠組み規定などは浸透していないなど、政府的な活動の必要性も感じられ、渡航前よりもより広い視点で、減災を考えるきっかけにもなった。外部からのカタリストとして活動するのが自分達の役割であることも、充分に実感できた。あくまでもインドネシアを担っていくのは、今回であった子供達の世代であり、彼らの問題意識や希望、興味のきっかけとなる基礎知識などを誘発できる授業を完成できたことは、大変嬉しく思う。授業後会話した子供の中には、将来政府に入って防災の研究をするんだと語ってくれた子もおり、又、同行したインドネシア人留学生の姿が良いロールモデルとして映っていることもわかり、希望を見た。 物資を援助する形ではなく、知識的な援助という形をとっている我々の活動は、まだまだ需要があるように感じた。勿論、現地の文化背景を破壊するような形での知識の押し付け(ゲシアン村では、地震は神の罰だと信じている人が年配者に多いなど)は避けられたいが、基本的に守られる命がまだあることなどを知ってもらうこと、とっさの行動に結び付けてもらうこと、神戸の写真などを見てもらって、復興は人の力によって成し得ることなのだと将来の展望につなげてもらうことなど、大事なことは伝えていくべきだろうと感じた。それが日本の学生である自分としての貢献の形なのだと、この活動を通じて再確認できることとなり、感動を覚えた。 個人的には、語学があまりにも未熟であったこと、準備にあまり参加できなかったことなど、根本的な反省が多い。初回の反省を活かして、次回につなげていきたい。 Iche Movie seems to be more interesting for them than kamishibai. Maybe the kamishibai’s text should have been shorter. Most of the students/community were so responsive/enthusiastic. But, for junior high school students, maybe some of our approaches were not appropriate for them(some were maybe too easy for them.) Some of them expects us to come back・・・ of course if we go back to the some place, they are expecting us to do more! In Gesikan, the ladies were more active and curious of ask about disaster than the men. Fitra Over all, I think all the classes (in Aceh) run smoothly, although there were lots of things need to be improved. The kids were very enthusiastic with the class. I also think we have to reconsider another place beside Aceh and Yogyakarta, because there aren’t many disaster information in Indonesia. Rather than kamishibai, I’d prefer movie because it’s more understandable and more interesting.
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